今日の難解漢字は
「厭世」
「釉薬」
「鳳鳴朝陽」
「自然薯」
「燔く」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
1つ目の漢字は「厭世」です!
「厭世」の読み方をご存じでしょうか?
「厭気(いやけ)」や「厭味(いやみ)」という読み方がありますが、「いやよ」と読むのはもちろん間違いです。
では一体なんと読めばよいのか…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「厭世」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「世の中がいやになる」という意味です
- 最近の歌謡曲は厭世的な曲が多いね
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「厭世」の読み方!正解は!?
正解は「えんせい」です!
厭世とは「世の中や人生をいやなもの、無価値なものだと思う」ことをいいます。
厭世という言葉は、「厭世観」「厭世主義」「厭世的」「厭世家」などのように、接尾辞を伴って使う場合が多いでしょう。
以下は「厭世」を使った例文になります。
- 不景気が続き、厭世観を持つ人が増えている
- 厭世家の彼は何を言われても納得しないだろうね
- 時代背景を反映した、厭世的な絵画が増えていた
類語としては「悲観」「絶望」「失望」「嫌悪」などがあり、対義語は「楽観」です。
2つ目の漢字は「釉薬」です!
「釉薬」
これ、何と読むかわかりますか?
とある趣味をお持ちの方には「常識問題!」と思われるかもしれませんが、
人によっては「なにこれ?」となるこの漢字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「釉薬」読み方のヒント!
「釉薬」は、陶芸などの焼き物に関心の高い方にとって
「読めて当たり前!」という漢字です。
よく間違えられがちなのが「しゃくやく」。
「釉」が「釈」と似ているので、読み間違えてしまうんですよね……
でも実際は「釉」は2文字の読み。
「〇〇やく」と読むのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「釉薬」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ゆうやく」
です!
「釉薬」は、
「陶磁器や琺瑯の表面をおおっているガラス質の部分」を指す言葉です!
「うわぐすり」とも言われており、
陶器の仕上げに塗り焼成することで定着します。
釉薬によって色をつけることができたり、
傷がつきにくいコーティングにもなったりするんですよ。
焼くことで現れる色は透明や緑、青、飴色などさまざま。
また、どんな土に塗るのかによっても色は変化します。
その美しい色合いに、焼き物のファンになった方も多いんです。
奥の深い「釉薬」を使った焼き物の世界。
お好きな方も多い趣味なので、スマートに読めるようになりましょう!