『科捜研の女』、「証拠を落としすぎ」とツッコミも

「結局、栗城が金属アレルギー体質であったことから、事件が解決。栗城は被害者女性が持っていたニッケル製のチャームを持ち去っており、これが原因で手の平に赤いブツブツができてしまったんです。事件現場に残された証拠ではなく、証拠を持ち去ったからこそ犯人逮捕につながるという流れに、『これは新しい!』と驚く視聴者が続出。一方、犯行現場にカッターナイフ、学生証、さらに被害者から奪ったハンカチを落として立ち去った郡司の息子に対しては、『いくらなんでも証拠を落としすぎ』とツッコミが相次いでいます」(テレビ誌記者)

 そんな第3話の世帯平均視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、個人は5.1%。前回の世帯8.7%から0.6ポイント上昇した。

 なお、同枠では10月より、水谷豊主演ドラマ『相棒 season22』がスタートするとのこと。同枠では毎年、4月期に井ノ原快彦主演『特捜9』、7月期に東山紀之『刑事7人』(今年は6~8月に放送)が放送されることが定番化しているため、今後は「『特捜9』→『刑事7人』→『科捜研の女』→『相棒』」という年間ルーティンが生まれそうだ。

「ただ、『刑事7人』は8月9日に放送されたシーズン9の最終回で、東山演じる主人公・天樹悠刑事が退職。田舎暮らしを始め、終盤ではクワで畑を耕す姿も見せていました。そのため、ネット上で“シリーズ終了説”が飛び交っているんです」(同)

 斬新な展開が話題となっている『科捜研の女』の第3話。今シーズンは「面白い」という声も目立つだけに、さらなる視聴率上昇も期待できそうだ。