そして今回は普段漫才に定評のあるシカゴ実業が準決勝まで勝ち進んだのも凄い。いつ見ても面白い漫才をする2人なのだがM-1グランプリは2019年に1度準々決勝に勝ち上がったぐらいで、3回戦で惜しくも上がれない事が多い期待値の高い芸人さんだ。
そしてテレビにジワジワ出てきている紅しょうがは実力者でM-1グランプリでは何度も準々決勝まで勝ち上がっており、女芸人No.1決定戦THE Wでは2020、2021、2022と3回決勝に勝ち上がり、準優勝の経験もある。もっとも優勝に近い芸人としても名前があがるほどでもある。
そして今回キングオブコント2023準決勝まで上がってきている大阪組の滝音、天才ピアニスト、隣人もだいぶ勢いがあり、天才ピアニストに至ってはTHE W2022の優勝者でもある。滝音も毎年決勝予想の時には名前が挙がる芸人としても有名で、隣人も誰も思いつかない斬新な漫才をするので東京にハマって活動するのかも秒待ちかもしれない。ここの3組が一足先に上京してしまっていたら大阪は0になってしまう。いつ上京してもおかしくない3組でもある。大阪の準々決勝の組数はジワジワ増えているので新星がまた着実に育っている事は間違いない。