2022年4月、チェンマイ・ナイトバザールエリアにオープンしたホテル「メリア・チェンマイ」。スペインブランドらしく、明るくエキゾチックな雰囲気のホテルです。洗練されたインテリアの部屋での滞在はもちろん、豊富なメニューの朝食ブッフェやアフタヌーンティー、チェンマイ市内を一望できるルーフトップバーなど、滞在を楽しめる施設も盛りだくさんな、素敵なホテルをご紹介します。

チェンマイらしさが表現されているロビー

「メリア・チェンマイ」 のロビーはそれほど広くありませんが、吹き抜けになっている高い天井と、白い壁、吹き抜けの2階部分から外の光が入ってくるため、とても明るく、軽やかな雰囲気があります。中央にはタイの彫刻がアレンジされた大きなモニュメントがあり、それを囲むようにソファーが配置されています。

ロビーからつながるエレベーターホールや、スパの入り口は、このようなドーム状の造りになっています。一見、ヨーロッパ調のデザインかと感じますが、実は「ワット・ウモン」というお寺にある洞窟を模したものだそうです。意外な所でチェンマイらしさが表現されています。

「レベル・プレミアムルーム」に宿泊

今回、筆者は「レベル・プレミアムルーム」に宿泊しました。「レベル」が付く名前のお部屋は、クラブラウンジを利用できる部屋になっています。

「メリア・チェンマイ」は、古い建物を改装しているため、客室の天井はやや低めです。壁の一面にはもともとあったと思われるやや小さめの窓があります。その下には、デイベッドにもなる長いソファーが配置され、寝転んだり、外の景色を眺めたりすることができます。部屋の中央のベッドの手前にも大きなソファーがあり、広い部屋ですがガランとならないように工夫されています。

床と壁の一部は木目調で温かみがありますが、異素材の壁やソファーのパイピングがアクセントになって、スッキリしたお部屋に感じます。

クローゼットはオープンタイプで圧迫感はありません。バスタブはありませんが、とても広いシャワーブースになっています。

「レベル・ラウンジ」を満喫

レベルルームに宿泊すれば、21階にある「レベル・ラウンジ」を利用できます。21階ワンフロア全てが「レベル・ラウンジ」になっている、とても贅沢なラウンジです。

ワンフロアがラウンジなので、東側はチェンマイ中心部を流れるピン川を眺めることができ、また西側はチェンマイで有名な山、ドイステープを望むことができます。

ラウンジのあちこちに、チェンマイらしさを感じさせるオブジェが飾られていて、ゆったりくつろげる空間です。

中央のカウンターには、11:00〜22:00まで常時ソフトドリンクとスナックが用意されています。また、7:00〜10:30は朝食、14:30〜16:00にはアフタヌーンティーサービスが提供されます。

また、17:30〜19:30はカクテルタイムです。豊富な種類のドリンクと、カナッペが提供されます。

とても美味しいお酒とカナッペで、大満足のカクテルタイムになりました。