「芦田は7年ぶりに民放連続ドラマに出演することになり、いじめで本来ならば自殺するはずの鵜久森叶を演じる。準主役のポジションで、初回にはいじめられ苦しい胸の内を涙ながらに話す迫真の演技を見せた。天才子役と言われた芦田は、最近では映画出演が多かったですが、抑揚の効いた『ベテラン』らしい演技を見せ、主演の松岡を喰うほどの存在感を見せている。生徒役は他にも、『こども店長』でおなじみの加藤清史郎や、窪塚愛流、本田仁美(AKB48)などが担当していますが、レベルの違いを見せつけている。ドラマ関係者の間でも評価が急上昇し、来年以降はドラマでも芦田の取り合いが起こりそうです」(同上)
これまで、天才女優と言われながらも映画での活躍が多かった伊藤と芦田。今回、ドラマ作品で注目を集めるようになったが、その裏にはテレビ局の方針転換が大きく関係しているという。
「CM料金が年々下がっていることで、テレビ各局は新たな収益源を見つけないといけなくなった。そこで、民放各局がドラマの量産体制に入っています。ドラマはヒットすれば映画化もできますし、DVDも一定層には売れる。また、各局が運営している見逃し配信サービスのコンテンツにできるのも大きい。特に、ドラマの映画化を推し進めるフジテレビは、10月期の秋ドラマで週8枠もドラマに割く編成の予定。各局で俳優の奪い合いが起きていて、特に若手女優は広瀬すずや橋本環奈、川口春奈などドラマ常連組は何年も先までスケジュールが抑えられている。そこで、各局で映画などから女優の掘り起こしがはじまっている。伊藤と芦田については、演技力があることは実証済みですから、今後さらにドラマに主演クラスでの出演が加速するでしょう」(スポーツ紙記者)
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