今年の夏ドラマは話題作も多く、各局でさまざまな作品が放送されている。1話の制作費が1億円近いと言われる超大作の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)をはじめ、王道恋愛ドラマから一風変わった刑事ドラマまで、全てに目を通せないほどバラエティにとんだ作品が勢ぞろいだ。

「注目すべきは『VIVANT』ですが、月9の『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)からも目が離せない。平成時代を思わせるようなベタベタな王道ラブストーリーを展開し、放送ごとにTwitterで大きな話題となる。視聴率は月9史上でも最低レベルですが、ネットでは『ネタドラマ』として人気が高くTVerの登録者数は第3話の放送後に90万人近くなっている。また、Snow Manの目黒蓮が主演を務める『トリリオンゲーム』(TBS系)も、アニメを見ているような大げさな展開や演技が若年層から支持されています」(民放関係者)

 そんな話題作が盛りだくさんの中、テレビ関係者の間で注目度が高いのは『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系)だという。