那須に加え、動画を撮影していた佐藤龍我、また12日頃から女性との関係がほのめかされた写真などの流出騒動があった金指一世と、美 少年メンバー3人に関する騒動について「事実確認しましたところ、いずれも過去に自身がとった行動であることを率直に認めました」とし、「今回の出来事につきましては、ひとえに本人の自覚と責任の欠如によるものではございますが、弊社としましては、ジャニーズJr.に対する指導と監督が行き届いていなかった結果であると重く受け止めております」とコメント。そのうえで、「それぞれ性質が異なる事案ではございますが、今回の状況を総合的に判断し、このまま活動を継続させていただく方が、これから社会人として成長していかなければならない3人にとって、本当の意味での自覚と責任を獲得することにつながるのではないかと判断いたしました。皆様に誠意を持ってお詫びをした上で、活動を継続させていただき、その姿勢をご覧いただくことで金指・那須・佐藤が変わったと言っていただけるように、今できることに精一杯向き合ってまいりたいと考えております」と、活動は変わらず継続すると宣言していた。

 20日に行われた東西ジャニーズJr.が一堂に会するドーム公演『ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』の最終公演も、美 少年は変わらず参加している。

 井ノ原社長は同公演での囲み取材で、那須の行動について「人として、アイドルとして許される行為ではありません」、金指について「犯罪ではないにしてもアイドルとして許されることではない」と厳しく指摘したうえで、「謹慎するという処分もあるでしょうが、彼らの責任としては、下の子たちに、仕事をお引き受けすることはどういうことか、責任の重さを伝える義務があると思っているので、あえて(公演に)出るという選択をしました」と説明している。

 しかし、過去に問題が発覚したジャニーズJr.に対しては謹慎や退所などの厳しい処遇があったこともあり、ネット上では井ノ原社長の裁定は「甘すぎる」との意見も多いが……。