「瀦」の読み方の答えは・・・

正解は、「みずたまり」でした!

「瀦(みずたまり)」はその名の通り、「水がたまっている場所」だから「みずたまり」です。

普段私たちが「みずたまり」と書く時は「水たまり」が一般的ですよね。

1文字で表すことができる漢字があるなんて、驚きです!

何を隠そうこの漢字、漢字検定準1級レベルなんです。

「みずたまり」の他に、「沼」「貯水池」「ため池」という意味があります。

訓読みでは、「瀦(た)める」「瀦(た)まる」といった使い方をします。

せっかくここまで読み進めてくださった皆さんは、ぜひ書けるように練習してみてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

最後はこの漢字!「熄む」

「熄む」の読み方をご存じですか?

「熄」は「息」という字と同じつくりですが、「いきむ」とは読みません。

それでは、どのように読むのでしょうか?

「熄む」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○む」の2文字
  2. 訓読みです
  3. 「終わる」ことを意味しています

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「熄む」の読み方、正解は・・・


正解は

「やむ」

です!

「火が消えるようになくなる、終わる」ことをあらわしています。

「熄」は「(火が)きえる」「なくなる」という意味があります。火が燃え尽きてなくなるイメージです。

「熄」には「息」のように「呼吸」という意味はありませんが「息」という字にも「おわる、きえる」という意味があります。「終息」と「終熄」は同じ「しゅうそく」という読み方で「すべて終わる」という意味をもちます。

一方で「熄」には訓読みで「うずみび」という読み方があります。「埋み火」とも書き、灰の中に埋めた炭火のことです。炭で暖を取っていた時代、種火の残った炭を灰にうずめておくことで、火を消すことなく安全にとっておくことができる、生活の知恵でした。

「終わる」という意味と「(空気に触れるとまた燃え出す)うずみび」という意味を両方持つ「熄」という字は、火の扱いが難しい性質を感じさせます。

「熄む」の読み方、是非覚えてくださいね。