12.牛沢カタクリ自生地
約6,600㎡の雑木林に約1万株のカタクリが自生しており、「埼玉県自然100選」や「入間市景観50選」に選定されています。3月中旬にはつぼみがふっくらと膨らみ、見頃は例年3月下旬~4月上旬ごろ。線路のすぐ脇一帯に、薄紫のカタクリが絨毯を敷いたように咲き誇ります。
13.秩父華厳の滝
秩父を代表する名瀑「秩父華厳の滝」。日光の華厳の滝と似ていることから名付けられました。滝の水は、落差約13mの赤色チャートの岩壁を直線的に流れ、美しいエメラルドグリーンの滝壺に流れ落ちていきます。滝壺はそれほど深くないので、夏には水遊びをする人たちの姿も見られます。
また整備されている遊歩道を登っていくと、滝の上には大きな不動明王が鎮座しています。目を大きく見開いたユニークな不動明王はインパクト大!例年11月中旬頃には滝周辺の木々が赤く色づき、美しい紅葉が楽しめます。
14.寺坂棚田
面積約5.2haのうち4haが水田となっている、埼玉県で最大規模の棚田です。高篠山から流れ出る曽沢川の水を引き、武甲山を背景にゆるやかな傾斜地に広がる水田は、心癒される里山の風景をつくりだしています。
棚田を蛍が飛び交う時期にあわせ、毎年7月にはかがり火やキャンドルを灯す「ホタルかがり火まつり」が開催されます。そして9月には「彼岸花まつり」が開催され、200万球の彼岸花が咲き誇る風景を楽しむことができます。
15.美の山公園
秩父市と皆野町にまたがる、標高581.5mの蓑山山頂に広がる公園。春には桜やつつじが咲き誇り、初夏には4,500株ほどの色とりどりのアジサイが斜面一体を鮮やかに彩ります。また条件がそろうと雲海も発生し、その光景は息をのむほどの絶景!美しい花と雲海のコラボも、一度は見てみたいですね。
16.鴻巣市コスモス畑
コスモスアリーナふきあげ周辺の荒川河川敷の広大な敷地に、首都圏最大級・約1,000万本のコスモスが咲き誇ります。ピンク色を中心としたコスモスが一面に広がる光景はとても美しく、赤色をした日本一長い水管橋が彩りをプラス。また遠くには富士山や秩父連山まで見渡せる、雄大な景色も魅力です。
開花にあわせて開催されるコスモスフェスティバルでは、イベントや特産品の販売などが行われます。例年見頃は10月中旬~10月下旬ごろです。