4. 満奇洞(岡山)
映画『八つ墓村』のロケ地になった場所として有名な洞窟です。近くにある「井倉洞」と並んで、岡山県の指定天然記念物である鍾乳洞で、与謝野晶子がここを訪れ「奇に満ちた洞」と詠んだことからその名がついたとか。
全長約450mの横穴の鍾乳洞で、洞内は常に15℃前後。映画のイメージとは異なり、ところどころ美しくライトアップされ神秘的な雰囲気となっています。全体的に天井が低めのため、場所によっては腰をかがめたまま数メートル歩かなければならないところなどもあります。
5. 平山郁夫美術館(広島)
尾道市瀬戸田町で生まれ育った画家・平山郁夫氏の作品を展示する美術館。瀬戸内の豊かな風土に育まれた感性は、幼少年期や青年期の作品にも見て取ることができます。美術館にはティーラウンジやミュージアムショップも併設しており、ショップでは作品のレプリカなどが販売されています。
また自慢の庭園は、来館者だけが館内から眺められる特別なデザイン。ひょうたん島を中央に、瀬戸内海の風景を表していて、雨の日もその美しい姿を楽しめます。
平山郁夫美術館は瀬戸内海に浮かぶ生口島にあり、尾道市中心部からしまなみ海道を利用して車で約50分でアクセスできます。
6. 下関市立しものせき水族館 海響館(山口)
関門海峡をすぐそばに望む水族館。地下1階から4階までの5フロアからなり、総水量2,400トン、65の水槽に500種、20,000点の海の生き物たちを展示しています。
海響館の見どころのひとつが、国内外から集められたフグの仲間たち。トラフグをはじめ、黄色が特徴的なコンゴウフグ、オーストラリア南部などに生息するハリセンボンの仲間「ポーキュパインフィッシュ」など、100種類以上のフグの仲間たちを見られます。
このほか、イルカとアシカの息があったパフォーマンスが見られるアクアシアターもおすすめ。屋外ステージになりますが、観客席には屋根があるので雨の日も安心です。