新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わってきている今。出社の義務化がなくなり、オンライン上で会議をしたり、リモートワークをしたりするのが当たり前になってきました。この働き方改革により、これから増えていくであろうと言われているのがフリーランス。リモートワークによる生産性向上を実感する人が多く、実際に私の周りでも企業を辞めてフリーランスに転身する人がすでに何人も。今すでに“個の時代”“好きなことを仕事に”と言われているだけあって、これからどんどん個人で好きなことを仕事にするフリーランスの働き方が注目されていくと思います。

「好きなことを仕事にできて、リモートワークで自由な時間に仕事できるなんて最高!」と、フリーランスに憧れを抱く人もいると思います。私は大学を卒業してからの6年間ずっとフリーランスで仕事をしてきましたが、これからフリーランスになろうとしている方に一つだけ言いたいのは、競争がますます激化している中を一人で生き抜くには見せ方が重要ということです。
フリーランスになりたい人が増えているということはそれだけライバルも増え、一つの仕事をさせてもらうのが大変になります。同じ肩書き、同じ特技を持ったライバルたちと自分を差別化すればこの激しい競争から少しは免れるので、自分にしかできない技術を身につけたり、周囲に認知される個性を発揮していくことが必須です。

また、2つ以上の肩書きを持つのもおすすめ。以前の私も、美容家×美容ライターという肩書きで活動をしていました。美容家、美容ライターのそれぞれは数えきれないほどの人がいるけれど、肩書きを2つ以上組み合わせると同じ肩書きの人が一気に減り、オリジナルの肩書きとなって個性を発揮できます。

私の周りにもいるのが、保育士×モデル、教師×エンジニア、作家×アイリストなど。意外すぎる組み合わせの方が個性的で周囲にも覚えてもらえるので、自分が得意としていて仕事にできることならいくつでも組み合わせてOK。
どんな生き方、働き方もできる自由な今だからこそ、自分の好きなことや個性を思う存分発揮した方が人生を謳歌できます。