恋愛は女性を自由にするのに、結婚は女性を不自由にしている
バリバリ仕事をして自分の主張をきちんと表現し、独身時代はセックスについてあっけらかんと語っていても、結婚するととたんに「夫には自分からしたいと言えない」と話す女性は少なくない。結婚したら性的なことは夫のリードに任せるもの、妻から言うのは「はしたない」。今の時代でもそういう価値観が残っているのだろうか。そうだとしたら、恋愛は女性を自由にするのに、結婚は女性を不自由にしていることになる。本来、どういう関係であれ、カップルは対等であるべきなのに……。 女性と仕事、女性と介護、女性と子ども、女性と結婚、女性と恋愛……。この漫画に出てくるのは、「人生を自分らしく楽しむことができず、どこかで我慢してしまう女性のありよう」である。それは一昔前の感覚ではなく、今もなお日本の女性たちに巣くっている悪しき遺伝子のなせる業なのかもしれない。だからこそ、この漫画が女性たちに支持されるのだろう。 果たしてドラマではどう描いてくれるのか、楽しみだ。 <文/亀山早苗>
亀山早苗
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
提供・女子SPA!
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