強制捜査に「同情論ナシ」の理由は?

「愛人」の話はともかく、秋本議員については、これまであまり話題になることはありませんでしたが、強制捜査をきっかけにいろいろ聞こえてきています。 

 まず、同じ千葉県の白須賀貴樹元衆議院議員(2020年のIR汚職事件)や薗浦健太郎元衆議院議員(2022年の政治資金パーティの収入不記載事件)が強制捜査を受けた時には「同情論」がけっこうあったのですが、今回はそういう声がないんですよね。これって好かれてないってことでしょうか? 

 過去に特捜の捜索を受けた議員たちは、よほどの「政敵」でない限り、同情されることが多いです。メディアも注目しますしね。特捜の検事の取り調べがいろいろな意味ですごいことは永田町の住人はみんな知っているので、「お気の毒に……」となるんですよ、普通は。

 一部の国会女子の間では、秋本議員は「議員会館の廊下ですれ違う時は『お疲れ様~』と言ってくれる感じのいい先生」と言われてますが、「暴力を振るわれた秘書がいる」との噂もありました。神澤も「秘書さんの顔に殴られたような傷痕があった」という話を聞いたことがありました。でも、転んだのかもしれませんしね。