幼児向けのおすすめ英語絵本10選
続いては、赤ちゃん絵本を卒業した幼児期におすすめの英語の絵本をご紹介します。赤ちゃん用の絵本よりも文章が長く、多くなるので、英語が苦手なママはちょっと練習してから読んであげると良いでしょう。
The Cat in the Hat
「The Cat in the Hat」は、アメリカではとてもメジャーなドクター・スースの絵本です。留守番で退屈している子どもたちのもとに現れた不思議な猫が、韻を踏みながら家の中をぐちゃぐちゃにして…。という奇想天外な物語は、子どもが夢中になること間違いなしです。
ハラハラドキドキしながらも、英語のリズムが楽しめる絵本です。
Pete the Cat I Love My White Shoes
「Pete the Cat I Love My White Shoes」は、猫のピートが履いている白い靴が、歩いているうちに色がどんどん変わっていくという絵本です。色の英語も自然に覚えられ、繰り返しのフレーズも楽しく、親子で夢中になれます。
ポイントは、猫のピートのポジティブさです。せっかくの白い靴が…なんて思わず、それもいいねと前向きに考える姿勢は、読んでいて清々しいほどです。
Curious George
「Curious George」は、「おさるのジョージ」としてアニメでも親しまれています。絵本はアニメと絵柄が違い、やさしい雰囲気です。もともとジョージが好きな子も、そうでない子もぜひ読んでいただきたい絵本です。
シリーズ化されており、人のマネが好きなこざるのジョージが巻き起こすハプニングは、幼児に重なる部分もあり、親子のコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。
Someday
「Someday」は、日本でも「ちいさなあなたへ」という題で親しまれている絵本です。母親の喜びや不安、苦しみなどがやさしいタッチの絵と文で描かれ、母から子への愛情がたっぷりと綴られています。
日本語で読むと読みながら泣いてしまう!というママは、英語のレッスンも兼ねて英語で読んでみるという手もありますよ。
I Wish You More
「I Wish You More」も、「Someday」と同じく母から子への愛情がたっぷりと綴られた絵本で、日本では「おかあさんはね」という題で愛されています。英語自体は難しくありませんので、英語での読み聞かせにおすすめです。
OLIVIA
「OLIVIA」は、海外でとても人気のある絵本シリーズです。いたずら大好き、楽しいこと大好きなキュートなこぶたのオリビアが、ユーモアたっぷりに描かれています。
メトロポリタン美術館やオルセー美術館所蔵の作品が登場するので、アート好きな大人も楽しめる他、子どもも自然と芸術に触れることができます。
There Is a Bird on Your Head!
「There Is a Bird on Your Head!」は、表情豊かな動物たちがコミカルに描かれた楽しい絵本です。幼児にもわかりやすく、英語もシンプルなのでママが読み聞かせしやすいところが、英語に抵抗のある親子にもおすすめです。
The Day The Crayons Quit
「The Day The Crayons Quit」は、クレヨンたちからのお願いが描かれた絵本です。それぞれのクレヨンが書いた手紙の内容は手書きのため、最初は読みづらいかもしれませんが、読み慣れてしまえば難しい英語ではありません。
それぞれのクレヨンの訴えを幼児が理解するのは難しいかもしれませんが、お絵描きにあまり興味がない子が、クレヨンに興味を持つきっかけになるかもしれません。
I Want My Hat Back
「I Want My Hat Back」は、日本でも「どこいったん」の題で人気のある絵本です。ちょっとシュールな絵柄とオチは、幼児も気に入るはず。絵本自体が長くなく、英語も難しくないので読み聞かせにおすすめです。
日本語ではこてこての大阪弁で書かれているので、そちらも子どもにヒットすること間違いなしです。
Don't Push the Button!
「Don't Push the Button!」は、ボタンを押しちゃダメと言われると押したくなる人の気持ちを刺激する、ユーモアたっぷりの絵本です。英語で読む際は、大げさすぎるほど抑揚をつけて読むと、英語がわからない子どもにも十分に意味が通じるでしょう。