18.橋杭岩(和歌山)
幅15m、長さ850mにわたって大小40もの岩がそびえ立つ、国の名勝であり天然記念物。並び方が橋の杭に似ているので「橋杭岩」という名がついたそう。干潮時に訪れると海の方に降りることができ、間近で岩を見ることができます。
毎年11月の数日にはライトアップが行われ、夜の海に幻想的に浮かび上がります。
19.三段壁(和歌山)
太平洋に切り立った50メートルの断崖が2キロも続く、ダイナミックな風景が広がる三段壁。かつて魚の群れを見つけるための場所「見段」(みだん)があって、これが転じて三段壁と呼ばれるようになったのが名前の由来だそう。まるでサスペンスドラマに出てきそうな断崖絶壁は大迫力で、思わず足がすくみます。
そして地上からエレベーターに乗って地下へと向かうと、そこにはなんと洞窟が広がっています。洞窟の全長は200メートルもあり、洞窟内に流れこんで大きくはじける波や、資料に基づき復元された熊野水軍の番所、日本最大クラスの大きさをほこる青銅製の牟婁大辯才天(弁天様)が見どころです。
20.黒滝(兵庫)
”三木のナイアガラ”と呼ばれる、緑豊かな丘陵を流れる美嚢川の滝。幅30mとかなり横長に広がる珍しい滝で落差は4m。雄滝と雌滝の2段になって流れています。
厳しい冷え込みがつづくと滝の水が凍り、無数のつららが吊り下がる幻想的な光景を見ることができます。
21.若草山(奈良)
芝生で覆われた山で、丘が3つ重なった形から「三笠山」とも呼ばれ、毎年1月に行われる「若草山焼き」で知られています。
南ゲートと北ゲートの2つのゲートから入山でき、山頂まではゲートから歩いて30〜40分ほど。山頂からは奈良公園や東大寺、興福寺など奈良らしい景色を一望することができます。また山のあちらこちらで鹿にも出会えますよ。