「コムドットは、人気があるユーチューバーの中でメンバーのビジュアルが良く、アイドル的な扱いをZ世代から受けていた。それだけに、本物の国民的アイドルである二宮率いる『ジャにのちゃんねる』に追い抜かれたのは象徴的な出来事です。応援していたファンも、どこかジャニーズアイドルよりもYouTube界ではコムドットのほうが上だという想いを持っていた。それが、こうもあっさり実力の差を見せつけられたわけで、応援する意味合いを失ったファンも多いようです。これまで以上に、コムドットの人気は低迷していきそうです」(民放関係者)
勢いがあった頃は、写真集の発売やアパレルブランドの設立でブームを生み出したコムドット。特にリーダーのやまとは、2021年8月にエッセイ『聖域』を発売して大ヒットを記録している。人気が急激に落ちているコムドットだが、テレビ番組を持ったことが人気凋落の原因ではないかと言われている。
「これまで、コムドットは芸能人になりたいわけではないと豪語していた。そういった発言に、ファンは熱狂していたんです。しかし、フジテレビで放送する冠番組の『コムドットって何?』が今年4月からレギュラー化すると、自分たちで否定していた『芸能人』的な仕事ばかりこなすようになる。フジもコムドットを売り出そうと、4月末に『ゴールデンウィークアンバサダー』に抜てきし、7月に放送した『2023FNS歌謡祭 夏』では湘南乃風とコラボさせている。コムドットも高待遇を受けて舞い上がり、今や芸能人としての仕事がメインになっている(笑)。こういった活動に疑問を持つ古参ファンも多く、登録者数の減少に繋がっているようです」(同上)
ここ最近、そんなコムドットの評判を下げたのもテレビ番組への出演だった。7月22~23日に放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、「100キロサバイバルマラソン」にコムドットから「やまと」と「ゆうた」が参加。『コムドットって何?』でも『27時間テレビ』とコラボし、青山学院大駅伝部の原晋監督から走り方のコツを指導される企画を放送している。