今週は全員集合。早速行こう。島田紳助(67)が芸能界を引退したのは2011年か。その島田が、新潮のインタビューに答えている。まずはテレビ批判から。
「でも最近、芸能界の大手の人と喋っててんけど、今もう浮気と覚醒剤は同じくらいの罪やんか。びっくりやろ。ほんで芸能界全体にお金がないから、ギャラも安いやん。もらえるお金が少なくて、女の子とも遊べへんのやったら、なり手がなくなるんちゃう? 優秀な人材がいなくなってくるんちゃう? かわいそう。
やっぱり地上波の規制が厳しくなってくるやんか。ごく少数の、ネットの落書きみたいなん気にして。あんな便所の落書き気にしすぎて、これ言うたらアカン、あれ言ったらアカン言われるねんから、地上波は面白くなくなるわ」
漫才の質が落ちているのは毎年大量生産し過ぎないところにあるという。
「まぁ、今は『M-1』は2年に一回にすべきやね。毎年したらビックリするようなヤツ出てこうへんからね。オリンピックも4年に1回やから見たこともないすごいヤツが現れてくるでしょう。『M-1』も2年に1回にしたらええと思うわ」
尊敬し、引き際の良さを学んだ上岡龍太郎については。
「デビューしたばかりの、21歳のペーペーの僕は上岡さんに呼び出されてね。ホテルのロビーで『君を観た』と評価してくれて、そっから仲良くさせてもらいました。
僕が辞めて2、3年した頃に会うた時、向こうからニコーッて笑いながらやってきて『どう? 毎日が楽しいやろ』って。時々一緒にゴルフ行ってました。でも肺が悪かったから、いつも『これで最後かもな』と言うてはりましたよ。で、コロナなってゴルフ行けなくなって、ぼちぼち行けるんちゃうかなって思ってた矢先に、ショックでした」
引退した今は楽しくてしょうがないという。
「芸能界辞めたんは正解ですね。いろんなところ行けるし。行きたいところに行きたい時間に行けるって、こんな幸せなことはないな、と。最近はキャンピングカーでいろいろなところに行っているんですよ」
おもしろうない芸能界には絶対戻ってこないだろう。