ところが、このなにげない投稿が騒動の発端に。TikTokは動画のリンクをコピーなどで外部と共有すると、コピーした本人のTikTokアカウントが「〇〇と一緒にTikTokを楽しもう」「〇〇さんがTikTokを使っています」などと、おすすめアカウントとして閲覧者に表示されることがある。設定で非表示にもできるのだが、大倉は設定し忘れていたらしく、公表していないプライベートのTikTokアカウントの存在が知られてしまうことに。

 大倉の個人アカウントはフォロー数とフォロワー数が共に80人前後で、閲覧用として使っていたもののようだ。これまで男女問わず多くのアイドルらが個人アカウントの発覚によって「裏の顔」を暴かれ、炎上した経緯がある。特にファンにとって気になるのは「フォロー欄」で、これによって女性タレントらとの“個人的なつながり”が判明する可能性だ。

 一部ファンは興味津々でアカウントをチェックしたが、しかし大倉は、BTSやONE OK ROCKなどの音楽系から、ジャルジャルやチョコレートプラネットなどのお笑い系、動物研究家のパンク町田氏、YouTuberのカノックスター、70代女性がおすすめレシピを紹介する「ばあちゃんの料理教室」まで幅広くフォロー。プライベートのアカウントでありながら、関ジャニ∞やジャニーズWEST、嵐、ジャニーズJr.などジャニーズ系公式アカウントもしっかりフォローしており、ネット上のファンからは「ちゃんとジャニーズ系フォローしてるのも、BTSフォローしているのも好き」「チョコプラとジャルジャルをフォローしてるの好感」「ばあちゃんの料理教室フォローしてるのかわいすぎでしょ笑」といった好意的な声が多く上がった。

 その一方、少なくないファンを動揺させたのが「大倉ファン」らしきアカウントを本人自らフォローしていたことだ。その大倉ファンらしき人物は、関ジャニ∞ファンを意味する「eighter(エイター)」の文字をアカウント名に入れており、応援うちわを手にした大倉のぬいぐるみをアイコン画像にしていた。アイドル本人がいちファンをこっそりフォローしていたとなれば夢のある話だが、その人物をフォローしていたのは大倉くらいしかおらず、なぜフォローしていたのかは謎めいている。