『VIVANT』が今期は圧勝、月9『真夏のシンデレラ』の勢いも注目
大方の予想通りというところだが、規格外のスケールとなっている堺雅人主演のTBS系日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』がお気に入り登録者数ではトップとなった。
華やかなキャストも取り揃え、映画やドラマなどの国内レビューサービス「Filmarks」のClip!数(ユーザーが観たいドラマとして登録した数)では放送前の段階で他のドラマを圧倒して1位だったが(7月8日付けの「夏ドラマ注目度ランキング」を参照)、一方で具体的なあらすじやキャストの役柄など事前情報を伏せていたためか、お気に入り登録者数は放送前は低めだった。しかし放送がいざ始まると、登録者数は爆増。初回放送前日の7月15日0時時点で36.7万だったのが、翌週22日0時時点で83.1万にまで膨らみ、第2話(23日放送)を終えて25日5時時点で98.7万人に。放送前日から10日間で60万人以上が増えるという驚異の伸びを見せ、一気にトップになったとともに、2位以下に差をつけている。
『VIVANT』は世帯視聴率も初回11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から第2話11.9%と微増しており、初回放送がピークとなりやすい連ドラにおいて珍しい動きを見せているなど、まさに盛り上がっているところ。今期ドラマでお気に入り登録者数100万の大台に乗る最初の作品になるのは間違いないだろう。TVer再生数ランキング(総合)でも今のところトップ5から落ちることがなく、視聴率も2ケタ推移ということで、よほどのことがないかぎり今期の覇権ドラマとなりそうだ。
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