次戦のブラジル戦には敗れ、1勝5敗となり惜しくも11位で幕を閉じた日本代表の初ワールドカップ。それでも国際舞台で示したその実力は、さながら箒星のように確かに鮮烈なインパクトを残した。優勝を果たしたアメリカ・チームの選手が語る。
「今大会の一番のサプライズは日本チームだったね。素晴らしいチームだよ! 僕たちは20年近くこのスポーツをやってきた。日本はまだ歴史の浅いチーム。きっとこれからもっと強くなるさ」
大会直後、キャプテンの小山選手は
「今大会、世界との実力差も見えたけど、自分たちは世界と互角に戦えるとわかった。自信にもなったし、課題も見えた。次の大会でもっといい結果を残すために、日本に帰って実力をつけたい」
と語った。その目は2年後のワールドカップを見据えていた。
なお、クアッドボール日本代表は現在、クラウドファンディングを実施中。代表活動のスポンサーを募り、リターンとしては試合体験や箒星をモチーフにした代表ユニフォームのレプリカなどが用意されている。法人プランも。