広末は、文春の記者に対し、事務所への不信感を露わにする場面もあったが、離婚発表が事務所を通じて行われたことからして、引退や独立といった最悪の事態は避けられたようだ。

「しかし出演していたCM4社の契約が打ち切りとなってしまい、違約金が発生してしまっている。さらに、広末の故郷である高知を舞台にした映画のクランクイン直前でW不倫報道が出てしまい、広末の撮影が延期に。地域の魅力を伝える作品で、広末としては地元への恩返しの意味で出演オファーを快諾したが、自分の不祥事で撮影が延期になってしまった。製作サイドにとっては映画の完成が遅れれば、制作費は膨らむばかり。製作サイドは当然、広末がすぐに撮影に戻ってくれればありがたい。早い段階で離婚を成立させたのは、事務所が広末を早期に復帰させたいからでは。映画ならば復帰のハードルは低いですからね。離婚発表のコメントには〈この報告をもって今回の一件が終着し、これ以上子どもたちの不安や心配が広がることのないことを願って、お伝えさせていただくことに決めました〉ともあり、離婚成立でこの騒動に決着をつけたいとの思いもにじんでいる。そのため、世間が思っているよりも早く復帰となるかも」(映画業界関係者) 

 互いに言いたい放題だったことで今回の騒動の当事者全員がダメージを負った形だが、離婚が成立しただけに、鳥羽氏もジュン氏も、もうメディアに対して口を閉ざすことになりそうだ。