4つ目の漢字は「噯」です!
「噯」の読み方をご存じでしょうか?
「あい」「がい」「ああ」とも読めますが、正解はその1語で名詞として成立する言葉です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「噯」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 胃の中の空気が口から出てくることをいいます
- 「噯にも出さない」という表現も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「噯」の読み方!正解は?
正解は「おくび」です!
「噯(おくび)」とはヒントにも示したように、胃の中の空気が口から出てくることです。
一般には「ゲップ」ともいいますね。
転じて、自分の心の中に何かを隠して口にせず、態度にも表さないことを「噯にも出さない」などと表現します。
「噯(おくび)」は「噯気(おくび)」と書く場合もありますが、意味は全く同じ。
それにしても「噯」と「ゲップ」は同じものを指す言葉なのに「噯」と聞くとなぜか優雅なイメージ…
日本語は本当に面白い言葉ですね。
5つ目の漢字は「鬱ぐ」です!
「鬱ぐ」
これ、何と読むかわかりますか?
読めるけど書けない漢字の筆頭格「鬱」を使った漢字ですが、
なにやら送りがながついていますね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「鬱ぐ」読み方のヒント!
「鬱ぐ」は、見た目からもわかるように、
気分が落ち込んでいる時に使われます。
「将来が心配で気分が鬱ぐ」
というような例文で使いますよ。
もちろん「うつぐ」ではありません!
さて、あなたは何と読みましたか?
「鬱ぐ」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ふさぐ」
です!
「鬱ぐ」は、
「気分がすぐれず、憂うつな気分になる」という意味の言葉です!
実は「塞ぐ」という同音の漢字にも、同じ意味合いがあります。
ただ「塞ぐ」には「穴を塞ぐ」「人が立って道を塞ぐ」など、
何かを覆っている様子を広く表します。
対して「鬱ぐ」には、憂うつな気持ちを表す意味のみ。
「穴を鬱ぐ」「道を鬱ぐ」とは書かないので注意しましょう。
逆に感情について述べるときには「鬱ぐ」が最適。
同じ読みの漢字でも、場面によって使い分けましょう!
読めるのはもちろん、正しく使えてこそ漢字マスター。
難しい漢字ですが、書けるようになるとよりかっこいいですよ。
これを機にしっかり覚えておきましょう!