「油照」の読み方、正解は…
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気になる正解は…
「あぶらでり」
です!
「油照」は、
「風がなく、雲の多い、汗ばむような蒸し暑い日」という意味の言葉です!
主に俳句の季語として使われる言葉で、もちろん夏の季語です。
字面からすると、料理に使う言葉や、顔のテカりなどに使われそうですよね。
季節を表す言葉なのでご注意ください!
またカラッとした夏の炎天下の日には、この言葉は使いません。
「雲がある日」と書いたように、湿度が高くじめじめしていて、
不快指数の高い日に使います。
たしかにそんな日は、じっとしていても脂汗がにじむような暑さですよね……
カラッとした日には
「炎昼(えんちゅう)」や「炎暑(えんしょ)」などを使うので、
合わせて覚えておきましょう!
夏を表す言葉でも、さまざまな表現があります。
これを機に漢字も意味もしっかり理解できるようになりましょう!
3つ目の漢字は「月極」です!
「月極」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(げっきょく)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「月極」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
日常的に目にすることが多い言葉ですが、意外と正しい読み方を知らない方が多いで
有名ですね。一番よく見かけるのはやはり駐車場でしょうか。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「月極」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「つ」です。
この言葉は「一ヶ月単位で契約する」という意味の言葉です。
月ごとに契約をきめる・・・ということは?
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「月極」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つきぎめ」
です!
「げっきょく」とか「げつごく」と読み間違える人が多く、
また「月極」という名前のチェーン経営の駐車場と勘違いしている人もいるとか。
「極める」は今では「きわめる」と読むことが多いですが、「きめる」とも読み、
昔は「決める」よりも「極める」と書くほうが一般的だったようで、その名残で
「月極」と記載するようになりました。
一部の地域では「月決」と記載するところもあるとか。
これはこれで「げっけつ」と間違えて読んでしまいそうですね。