昔、よく熱がでると水枕に氷を入れて頭を冷やしてもらったことありますよね。「水枕」は熱が出たら下げるために使うイメージでしたが、実は発熱のとき以外におすすめの使い方があるんです。
発熱以外に水枕で頭や前頭部、目の周りを冷やすことで脳の温度や深部体温が下がることで、寝つきをよくする効果があります。また、寝苦しい夜に冷たい水枕で頭を冷やすことで深部体温が下がり、ぐっすり眠ることができます。
今回は、水枕を使ってもっと快適な眠りができるように「水枕の使い方」や水枕やおすすめ商品をご紹介させていただきます。
快適な眠りと水枕
まず睡眠に重要なことは、身体がリラックス状態になると副交感神経が優位になり、睡眠を促してくれます。しかし、交感神経が優位な状態のままでいると神経が興奮状態で活発になっているため、眠ることができなくなります。
そんなときに「水枕」を使うことがおすすめです。水枕で頭部を冷やす事で熱を放散され、全身の筋緊張が緩和できることから身体をリラックスすることができます。
水枕の選び方
水枕といっても色々なタイプやデザインがあり、メリットも異なります。使用に合わせて選ぶと良いでしょう。
①氷水タイプ
昔ながらのゴム製やシリコン製などの素材でできた袋状のもの。中に氷や水などを入れて使用します。氷を入れすぎてしまうと硬くなり、頭に違和感があるため、氷は全体の3割程度の量にして水の量は、寝心地に合わせて入れると良いでしょう。
- 肉厚で耐久性に優れている
- コスパの良い
- 長時間使うことができる
②ジェルタイプ
ジェルタイプ水枕は、枕の中にジェルが入っていて、枕ごと冷凍庫で冷やして使用します。使いたいときに冷凍庫から出してすぐに使うことができます。ジェルタイプは、凍らせても柔らかく頭部にフィットします。種類によって異なりますが、大体3~6時間冷たさが持続して使うことができます。
〇留め金具がない
〇使いたい時にすぐ使える
〇氷が不要
睡眠用に使う水枕のポイント
睡眠に使う目的としておすすめなものは氷水タイプのものがおすすめです。
〇寝返りができるように、幅が約30cm以上のものを選ぶ
〇臭いが気になる方には、シリコン製やポリウレタン製がおすすめ
〇氷と水で高さ調整できるため、氷水タイプがおすすめ