第1話では、スーパーでパートとして働く妙子(若村)が、「誰かにつけられている」と夫・陽一(マキタスポーツ)に相談するも、「更年期ではないか?」とあしらわれてしまう。

 その後、自宅にやって来た「プロダクション曼珠沙華」のマネジャー・西條隼人(時任勇気)から、所属女優・若菜絹代(若村※二役)の代わりに謝罪会見に出てくれないかと頼まれる。西條によれば、若菜は反社の男性との交際スキャンダルを週刊誌に報じられ、アメリカへ逃亡。そこで、容姿が瓜二つの妙子に目を付けたのだという。

 同プロダクションの副社長・安原光顕(西村まさ彦)からも説得され、報酬300万円を先払いで受け取った妙子は、この2週間後、謝罪コメントを丸暗記した上で謝罪会見に出席。場をうまく乗りきりホッとした妙子だったが、今度は絹代がアメリカで意識不明の状態であることが発覚。安原は、妙子に「もう少し力を貸してほしい」となりすましの延長を頼みこむ――。