こちらは烏丸マル太という京都の烏丸丸太町を思わせる名前から、京都出身でコメディが得意な上田誠氏の変名説も出ていますが、早いうちから三谷幸喜氏ではないかとささやかれました。というのも、もともとが鈴木京香主演で、西村まさ彦が出演していたり、“なりすましコメディ”という設定、さらに脚本はキャストに合わせた“当て書き”という情報もあり、どうにも三谷さんっぽさが漂ってるんですよね。しかし『週刊女性』(主婦と生活社)の直撃に対し、三谷氏は『僕ではないです』と否定。実際、初回放送を見てみると、設定は三谷さんっぽいですが、セリフや展開はあまり三谷さん色が感じられない。多くの視聴者も『三谷幸喜ではなかった』と感じているようです」(同)
ただ、三谷氏が関わっていた可能性はゼロではないという。
「三谷氏は朝日新聞の連載で2020年に、『まだ先だが民放の連ドラの話も動き出している』と触れていたんです。鈴木京香さん主演で進めていたものの、思わぬ主役交代となり、三谷氏も降板、設定やプロットはそのまま他の脚本家に引き継いだため、変名を使うことにし、そうした事情ゆえに三谷氏も自分が書いたものではないという意味で否定したのでは」(前出・テレビ誌記者)
注目ドラマが続々とスタートしているこの夏だが、ツバキマサタカと烏丸マル太という2つの「謎」が今後明かされるかどうかも気になるところだ。