「瑠麗氏は六本木ヒルズのマンションから引っ越しており、東京・永田町の一等地にあったオフィスを渋谷区のバーチャルオフィスへ移転。さらに軽井沢の別荘も手放しています。記事によれば、『移動は都バス』『格安パーキングを求めて彷徨っている』とあり、金銭的なダメージは深刻なようです。裁判が長引けば、ますます生活に窮していくのでは」(週刊誌記者)

 そこへきて、2019年に起こされた裁判で敗訴が確定。これはテレビ朝日の政治部記者・村上祐子氏の不倫疑惑が一部週刊誌で報じられた際、村上氏は同局社員の夫・西脇亨輔氏と「離婚訴訟係争中」であると、瑠麗氏は公にしていなかった情報をTwitterで暴露。これがプライバシー侵害と名誉毀損にあたるとして西脇氏が提訴したもので、今年3月22日、最高裁判所が瑠麗氏の上告を棄却し、瑠麗氏の敗訴が確定した。

「損害賠償は30万円だが、瑠麗氏は元大阪府知事の橋下徹氏の弁護士事務所を頼ったようで、敗訴確定まで3年半以上かかっていることからして、裁判費用は想定以上の負担になったのでは。しかも西脇氏は瑠麗氏との裁判を手記にしてまとめ、幻冬舎から出版。瑠麗氏の答弁書や陳述書の“中身の無さ”まで指摘されており、“政治学者”としても受けたダメージは少なくない」(同)

 そんな八方ふさがりとなった瑠麗氏に、新たな展開が見られるという。