今日の難読漢字は

「掌

「鯉幟」

「陋劣」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「掌」!

「掌」は、一般的には「てのひら」と読みますよね。

こちらはもちろん正解。

 

ただし今回の問題で聞きたいのは、「てのひら」とは別の読み方。

しかも「掌」の漢字一文字で5文字の読み方なんです!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「掌」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「たなごころ

です!

 

「掌」は、

「てのひら」という意味の言葉です!

そう、特殊な読み方をしなくても意味は同じなんです。

 

なぜこの読み方になったのかというと、

古語では「手」を「た」、「な」を「の」と読み、

「こころ」は「中心」という意味で使われていました。

 

つまり「手の中心」=手の真ん中である「てのひら」という意味になったのだとか。

 

古語が由来ではありますが、現在でも使われる言葉です。

「掌の中(たなごころのうち)」というと、

物事が手のひらにあるくらい目前にあること、つまり思いのままになる様子を指します。

 

普段はなかなか使わない読み方ですが、知っておけばかっこいい「掌」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

次の難読漢字は「鯉幟」!

「鯉幟」は、見た目通りの読み方をする漢字なんです。

 

注目したいのが「鯉」の文字。

これで連想するものといえば……?

ちなみに「こいしき」「こいおり」ではないですよ!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「鯉幟」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「こいのぼり

です!

 

「鯉幟」は、その読み方の通り

「端午の節句に合わせて飾られる鯉を模したのぼり」という意味の言葉です!

 

5月5日のこどもの日に、男児の健康と成長を祈って飾られるこいのぼり。

なぜ鯉をモチーフにしているかご存知でしょうか?

これは中国の故事「鯉の滝登り」が由来と言われています。

 

中国のとある滝を登り切った魚は竜になるという言い伝えがあり、

ある時鯉が滝を登り切ったところ、立派な龍に変身して天に登ったという伝説です。

このことから立身出世や大きく強い成長の象徴となったそうですよ。

 

今では大きな鯉幟を見かける機会が減ってしまいましたが、

これからも残ってほしい、素敵な文化ですよね。

 

これを機に漢字も由来も覚えておきましょう!