作り方
① 茄子のヘタを落とし、お好みでなすの皮をピーラーで剥いて、3等分くらいにスライスして塩を振り、しばらく置いて浮いてきた水分を拭き取ります。
※Georgeさんは、なすの皮を半分だけ剥いていました。なすの皮にも栄養がありますので、剥かなくても良いですが、皮を剥くと味が染み込みやすくなるので、お好みでOKだそうです。
なすに下味の塩を振るのは、アクを抜く意味合いもあるそうですが、Georgeさん的にはそんなにアクを感じないそうで、お料理によって使い分けると良いとのこと。今回は、アク抜きというより、下味の要素が強いみたいです。
② ニンニクはスライス、生姜は千切り、ニラは刻んでおきます。
③ 熱したフライパンにオリーブオイルをひいて、なすを焼きます。焼き加減は、ちょっと焦げるくらいが良いです。ちょっと香ばしい感じが美味しさのもとでもあるそう。
④ 茄子を引き上げたらオイルを少し足して、生姜とニンニクを中火で軽く炒めて、香りが出てきたら刻んでおいたニラも加えて炒め合わせます。ニラがしんなりしたらチキンブイヨンを加え、醤油・酒・砂糖・ごま油・酢・コチュジャン・白ゴマを足します。
※コチュジャンでも豆板醤でもどちらでも良いそうですが、コチュジャンの方が旨味や甘味が強い印象があるので、豆板醤を使うときは、そう言った匙加減が必要になってきます。
⑤ 漬け込むたれのベースが出来上がったら冷やしておき、すりおろした長芋を加えてたれに粘りを加えます。
※長芋好きな人は、もちろん加えた方が美味しいです。入れない方がたれがサラッとしているので、茄子に味が染み込みやすいんですが、長芋のねばりを加えた方が、茄子の表面にたれが絡みやすくなります。
⑥ バットに③のなすを並べ、⑤のたれをかけて落としラップをして、冷蔵庫で3~4時間程漬け込みます。(正直、2時間ほどあれば味は十分染みるそう!)
味がよくしみ込んだら完成!
Georgeさん曰く、「辛味と酸味を吸った茄子に、長芋の粘りが加わって、白米軽く3合行くんじゃないか?」という美味しさです。
実際、我が家でも家族みんなに大好評でした。
Georgeさんのこの「なすの焼き浸し」をメインにしたら、あとはご飯と味噌汁さえあれば十分なくらいごはんの進むおかずです。
冷蔵庫に余りがちなお野菜で、絶品な1品が出来ますので、是非この夏は、シェフGeorgeさんの「なすの焼き浸し」を冷蔵庫に作り置きしてみてはいかがでしょうか?