ジャニーズの性加害問題については、国連人権理事会まで動き出した。具体的には7月下旬に「ビジネスと人権」作業部会が7月下旬から8月上旬にかけて来日し、東京と大阪で被害を訴える当事者への聞き取り調査に乗り出す。調査結果を踏まえて、日本に対する勧告を含む報告書が人権理に提出されるのは来年6月まで待つことになるが、作業部会は今回の来日で日本政府とも面談する予定とのことで、この“外圧”によりジャニーズ事務所が置かれる立場はより深刻になる可能性もある。
「滝沢氏がジャニーズ在籍中にギリギリデビューまで持ち込んだTravis Japanは、アメリカの名門レーベルと契約しながら、いまやすっかり日本国内での活動にシフトしていますが、人権理が動き出したことは一部英語メディアでも記事になっており、Travis Japanの立場はますます難しいものになりそうとも。次に退所・合流するのは彼らかもしれません。滝沢氏の夢は、エンタメ先進国のアメリカや韓国で通用するアイドルグループを作り上げることですしね。ジャニー喜多川氏の“遺志”を引き継いでいるという御旗もあることから、本家を崩壊に追い込む未来も浮かんできます」(前出・芸能関係者)
負の遺産がジャニーズにのしかかるそばで、TOBEは華麗に羽ばたいていくことになりそうだ。