◆1.各駅の再開発事業の状況
まず、下北沢駅と明大前駅それぞれの再開発事業の状況を確認していきます。
●1-1.下北沢駅の再開発
東京都世田谷区の北東部に位置する下北沢駅は、大規模な再開発プロジェクトである『小田急線線路跡地再開発』により駅周辺の街並みが大きく変化しました。
下北沢駅を通っていた線路が地下鉄化されたことで、駅舎のリニューアルをはじめ、線路跡地に造られた『下北線路街』と呼ばれるエリアに、教育施設や商業施設などさまざまな施設が建設されました。
こちらは、2022年5月28日のアートギャラリー開業をもって、小田急電鉄が予定していたすべての施設の建設が終了し、下北線路街の全面開業となりました。
さらに、2018年から工事が進められている、駅前広場も2025年に完成予定となっています。こちらは『下北沢駅前広場プロジェクト』と題し、ふるさと納税による寄附金を募集しており、その返礼品もユニークであることから注目を集めています。
下北沢は大規模な再開発事業を中心に、さまざまな施設がオープンし、広範囲に渡り、施設を招致、街の活性化を図っているため、今後も目が離せない地域だといえます。
【こちらの記事も読まれています】