「平野と神宮寺のTOBE合流を事前に詳細に伝えていた『週刊女性』(主婦と生活社)によれば、5月から6月にかけて話し合いが行われ、6月上旬に正式決定したとあり、その情報を信じれば、事前に“引き抜き工作”をしていた可能性は薄いでしょう。ただ、これらの情報はTOBE側が話題作りのためにあえて流していたとの見方もあり、となれば退所前から話し合いがあったことを伏せている可能性もなくはない。滝沢さんと平野はあまり接点がないように見えますが、ジャニーズ時代には2人で他グループの公演の見学をしていたという目撃情報もありますし、平野が尊敬している山下智久にとって、滝沢さんは憧れの存在。山Pの愛称を付けたのも滝沢さんですし、山下は2017年放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で『滝沢君に売り出してもらった感じです』とまで言っていました。独立した山下のサポートをしていたのが滝沢さんが信頼するスタッフだったという話もありますし、平野が退所をめぐって以前から滝沢さんに相談していたという可能性はじゅうぶんありそうです」(同)

 そもそも、滝沢氏が“突発退社”した背景と、平野らの退所には共通項がある。

「藤島ジュリー景子社長の存在です。滝沢さんが手塩にかけて育てたSixTONESとSnow Manを“ジュリー管轄”に移されたことが原因だったという話も出ていましたが、『週刊文春』(文藝春秋社)は前年から退社交渉をしていたとも報じており、滝沢氏の意見がことごとく通らない状態だったとか。退任の意向は9月中旬に弁護士を通じて伝え、事務所サイドも9月26日の役員会で承認というスピード感からして、滝沢さんとジュリー社長との間に決定的な決裂があったことがうかがえます。そして平野も、ジュリー社長との面談を希望しても何度もドタキャンされ、9月になってようやく面談が叶ったものの、ろくに話を聞いてもらえなかったと『文春』が報じていました。平野は退所直前に『ジャニーさんごめんねー! 目標届かなかった!!! ただできないといわれたら仕方がない!!』などとブログにつづってましたが、滝沢さんも平野も、ジュリー社長のもとではやりたいことができないという点で共通していたのだと思います」(同)

 今年8月いっぱいで退所するKis-My-Ft2の北山宏光や、9月いっぱいで退所の元King & Prince・岸優太の合流も噂されており、実質上のジャニーズ事務所分裂騒動となるのかどうかも注目されているが、はたして……。