憧れていた企業の株式に投資するメリット

憧れていた企業の株式を保有するメリットとしては、あなたがその企業や業界に詳しい、という点もポイントです。

一度は憧れた企業であれば企業研究も十分で、同じ業界の別な企業に就職した人も少なくないはずです。つまり、ほかの人よりもその企業が注目されるタイミングやその企業の将来性を掴みやすい立場にあると言えます。

この企業は毎年4月に新製品を発表する、業界において将来有望な独自の技術を持っている。こうしたその企業に対する知見が、短期の売買や中長期の保有などの選択肢がある株式投資では存分に役立つのです。

お金の利益だけじゃない!株式投資のメリット

株式投資の成果といえば前述の通り配当やキャピタルゲインですが、副次的なメリットもあります。株式投資をはじめることで、経済についてのマクロ的な視点や経営者目線を持つことができるということです。

株価の推移はその企業単独の事業活動だけではなく、業界の動向や市況に大きく影響されます。そのため、値動きを予想しようとするとおのずとマクロ的な視点や経営的な目線を持つことにつながっていくのです。

株式の保有を通じてこうした視点や目線を持つことは、普段の仕事にも活かされるはずです。企業勤めの会社員は、ついつい目の前の仕事に没頭してしまいがちですが、経営者目線で事業や取り組みがどういう意味を持つのかを考えるようになれば、成果も上がっていくでしょう。

株式投資にはリスクもつきものですが、許容可能なリスクを踏まえた範囲内で投資を続けるのであれば、利益以外のこうした恩恵も得ることができるのです。

入社できなかったのなら、いっそ「買って」しまえば?

憧れだった優良企業。株式投資をはじめるとき、最初に保有する銘柄として選ぶのも十分にアリです。株式を購入するということは、その企業を応援するということでもあります。「入社」から「保有」へ、少し目線を変えてみてはいかがでしょうか。

提供・UpU

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