セ・リーグ首位の阪神が前ヤンキースのコルテン・ブルワー投手の獲得に向けて動いていることが判明した。

 阪神の助っ人投手ではカイル・ケラー、ブライアン・ケラーの2人が今シーズンの戦力として加わっている。ところが2人とも期待通りの活躍とは程遠く、特にブライアン・ケラーは今シーズンここまで1軍の試合には登板なし。岡田彰布監督は慌てて中継ぎ投手だったジェレミー・ビーズリーを6月から先発転向させているが、うまく機能しておらず、現在はファームで再調整させている。

「日本人投手に目を向けても、抑えの湯浅京己が今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場後、全く結果が残せずに現在もファームで調整を続けている。岩貞祐太、岩崎優などベテランに負担がかかり、若手投手も出てきていない。首位陥落も間近と噂される中で、球団が例年通りシーズン途中に慌てて助っ人投手を探し回り、獲得に動いているという図式です」(スポーツ紙野球デスク)