◆つっぱり棒には2種類ある

――つっぱり棒には2種類があるそうですが、それぞれの違いについて教えてください。

バネ式のつっぱり棒
バネ式のつっぱり棒
「つっぱり棒には、『バネ式』と『ジャッキ式』の2種類があります。『バネ式』は、パイプの中にバネが内蔵されていて、バネを圧縮して元の形に戻ろうとする力で、ネジやくぎを使わずに固定することができます。100円ショップなどで売っているつっぱり棒は『バネ式』なので、こちらのほうが身近に感じる方も多いかもしれませんね」

ジャッキ式のつっぱり棒
ジャッキ式のつっぱり棒
「『ジャッキ式』は、ボルトとナットと同じような構造になっています。パイプを伸ばして、長さ固定ネジで固定してから、端のグリップを回して壁に圧力をかけて固定します。『ジャッキ式』のほうが『バネ式』よりも壁を押す力が強く、強度が高いのが特徴で、重いものを掛けるのに適しているんです」