大雨警報が出ているのに船を出す『旅サラダ』

『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のコーナー「発掘!ニッポン なかまる印」でリポーターを務めるKAT-TUN中丸雄一。7月1日放送回で彼が訪れたのは、富山県立山町であった。

 中継が始まるや、富山の山深い湖に浮かぶ船上から登場した中丸。湿気で前髪がくるんと丸まっているが、無理もない。当日は、富山県内に大雨警報が出ていたのだから。そんな、梅雨の時期にまで船を出さなくてもいいのに……。相変わらず、無茶をさせる『旅サラダ』。

 実は、この船は黒部ダム近くの黒部湖を泳いでいるそう。今回の「なかまる印」の発掘ポイントは、「祝60周年! 黒部ダムの魅力再発見」である。黒部ダムは、なんと今年で60周年を迎えるのだ。

 よく見ると、黒部湖の水面は完全にエメラルドグリーン色。ここには北アルプスの雪解け水が集まってくるため、こんな湖になるらしい。案内してくれるのは、関西電力の越田辰哉さんである。

「向こうをご覧ください。黒部ダムの裏側を黒部湖から見ることができます」(越田さん)

「ご覧ください」と言われても、霧でほとんど見えないんですけど……。

「雨バージョンです」(中丸)

 “雨男”中丸雄一の面目躍如か? ただ、いい感じに霧がかった景色は幻想的にも見えた。