「2022年版では平凡なOL役だった与田ですが、今回はスタートアップ企業の社長役に。1年ほどしか経っていないはずなのにずいぶん大人になった印象で、前シリーズでの可愛らしさが懐かしく感じられるほどでした。それでも、プラモデルを作る際のポニーテール姿に視聴者は一瞬で骨抜きにされたようで、ネット上では『量産型リコ見てたら与田ちゃんに惚れてもうた』『与田ちゃんの演技好きなんよな 新しい量産型リコも面白かった』『与田ちゃんの朴訥さにZ世代のリアリティを感じる』『前作以上に与田ちゃんのイメージビデオ感が強くて良い』といった声が上がっています」(芸能ライター)
しかし、一部の視聴者からは設定があるドラマに似ているという指摘も……。
「大学で知り合った男子2人とスタートアップ企業を立ち上げ、ユニコーン企業(設立10年以内で評価額10億ドル以上の未上場のベンチャー企業)を目指すことになるのですが、これが昨年放送された永野芽郁主演のTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』と同じ。資金を得るためにベンチャー企業支援プロジェクトに参加し、プレゼンするもダメ出しされる、社員を募集して仲間が増える、すでに成功を収めている起業家が主人公にアドバイスを送る……というあたりもまったく同じであることから、『西島秀俊が出てこないユニコーンに乗って』との声もあります。
もっとも、立ち上げた企業名が『ユニコーンに乗って』はドリームポニーで『ドリポニ』と略されていたのに対し、『量産型リコ』のほうはドリームクレイジーで『ドリクレ』と略されていたり、『量産型リコ』ではプラモデル屋に迷い込んだリコが手に取るのが『ユニコーンガンダム』だったりと、明らかに『ユニコーンに乗って』を意識している印象です。『量産型リコ』のほうはライバルの女性社長が出てきたりと『ユニコーンに乗って』とはまるで違う要素もありますし、与田にユニコーンガンダムをつくらせるという前提ありきで企画され、あえて設定を寄せたのかもしれませんね。『ユニコーンに乗って』を知っていればパロディ的な楽しみ方もできるのでは?」(テレビ誌記者)