また、この騒動の影響で、今度は「ちゃお」の対象年齢が注目されることに。
小学館が公開しているスポンサー向け媒体資料によると、「少女まんが誌発行部数No.1」をうたう同誌の発行部数は21万部で、読者層は「小1~中1」。平均年齢は「10.1歳」で、「ちゃおを読み始めた年齢」に関するアンケートでは、14.6%が「小学1年生」、20.6%が「小学2年生」と答えたという。
現在小学2年生の娘を持つある母親は、今回の騒動を受けて「慌てました」と語る。
「『ちゃお』は、娘が通う学童の本棚にいつも置いてあり、娘も1年生の頃から読んでいました。ただ、親は送り迎えで立ち寄る程度なので、漫画の内容までは把握しておらず、今回の付録の漫画を見てびっくりしました」(共働きの母親)
同様に、SNS上でも「学校併設の学童に『ちゃお』があって、娘も『溺愛ロワイヤル』にハマってる。一回買って親が読んだほうがよさそう」「うちの子も学童で『なかよし』とか『ちゃお』とか読むようになったから、検閲してみよかな」と不安にかられる親が散見される。
どうやら学童に置いてある漫画として定番化している様子の「ちゃお」。学童に通うのは低学年の子が多いため、親が心配するのも無理はなさそうだ。