しかし、収録作品の一つである八神千歳氏の『溺愛ロワイヤル』に、同意を得ずにキスを強いるシーンや、「少しぐらいエッチのほうがいいのに…」「ボクが姫をエッチにさせてあげようか?」といった性的なセリフが複数回登場。

 これに対し、ネット上では「小学生が読む少女漫画なんて、昔からこんな感じじゃない?」「そこだけ見れば過激だけど、全体的にはいい漫画なのにな」と理解を示す声も見られたものの、やはり「小学生向けの雑誌なのに、どうしてこれを掲載していいと思ったんだろう」「しっかりした性教育ならまだしも、これは親なら絶対読ませたくない。この編集部に子持ちのスタッフはいないのだろうか?」などと否定的な意見も多かった。

 この事態を受けて「ニコ☆プチ」編集部は3日、公式サイトに謝罪文を掲載。

「今回のふろく制作にあたり、編集部は昨年夏に発行された人気の高い少女まんがを選定いたしました。読者の方にコミックの楽しさを知っていただきたかったからです」と掲載意図を示した上で、「内容の一部にご不快な思いをされた読者、保護者の方がいらっしゃったことを重く受け止めております。また、多くの方にご心配をおかけしてしまいました。申し訳ございません。今後、編集部はより一層注意深く、読者と向き合うように努力を重ねてまいります」とコメントしている。