「目黒さんに罪はないのですが、ジャニーズ事務所の性加害騒動に対して、局内でもさまざまな意見が出ている。なかには当分、ジャニーズタレント主演のドラマは控えるべきだという声もある。ここ最近も、TBSのドラマにジャニーズタレントがコンスタントに出演していますが、正直いえば数字が良かった作品は少ない。好調だったのは、2022年に放送した、二宮和也主演の日曜劇場『マイファミリー』くらい。そういった事情もあり、『トリリオンゲーム』の視聴率が悪ければ、不要論が一気に高まり、ジャニーズタレントの主演作が激減する可能性が高くなっている」(同上)
かつてはジャニーズタレント主演で記録的なヒットドラマを数々制作してきたTBS。ただここ10年ほどでは、『半沢直樹』をはじめ、『逃げるは恥だが役に立つ』、『ドラゴン桜』など、代表作といえる社会現象を巻き起こしたドラマは非ジャニーズタレントの主演作ばかりになっている。
「昨年末に放送された平野紫耀が主演の『クロサギ』も、結果としては目立った視聴率は獲得できなかった。ジャニーズタレントが主演だとCMが取りやすいという“神話”もありましたが、性加害騒動でそれも怪しくなってきた。結果、テレビ局としては、スケジュールも抑えづらいジャニーズタレントをわざわざ主演にする必要性がなくなったんです。それだけに、『トリリオンゲーム』がもし失敗すれば、TBSをはじめ他局でもジャニーズタレントの起用について見直しが行われるでしょうね。目黒はかなりのプレッシャーを抱えることになりそうです」(スポーツ紙記者)
とはいえ、今をときめく目黒が主演を務める『トリリオンゲーム』。共演者も、佐野に今田美桜、吉川晃司など豪華なメンバーだけに、視聴率も期待できそうな気もするが……。
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