──まさかの快諾!

る鹿 その友達、ちょっと変わってて、イケてる人なんです(笑)。それから、親にも学校の先生にも「留学先変えます」って伝えに行って、お母さんにブチギレられたりされながらも(笑)、1カ月後にはもう日本にいましたね。

る鹿、憧れのゆら帝カバーでデビューした彼女が見た「正夢」の画像6

──フランス語は事前に学んでいたけど、日本語は未知の領域だったのでは。

る鹿 そうなんです。日本のアニメが大好きで、よく観ていたりはしたんですけど、日本語はもちろんまったく話せなくて。最初の頃は「ありがとう」「すみません」しかわからない状態でした。そのあと、山梨・甲府の語学学校に入って日常会話を勉強して、「これなら東京に遊びに行けるかも!」と思ったので、原宿へ観光に行きました。

 そのときに友達が撮った写真を事務所の人がSNSで見かけたのがきっかけで、スカウトされて。語学留学を半年で終わらせて中国に帰るつもりが、そのまま日本にいることになりました。