「TRFやhitomiらのプロデュースから撤退し、小室ファミリーの中心的存在だった安室奈美恵は出産のため休業、さらに恋人でもあった華原朋美とも破局し、彼女たちの不在とともに小室ブームは急速に萎んでいきました。tohkoのデビューした98年はそんな時期で、ブーム衰退の煽りをモロに受けて不運でした。この年は彼女のほかにも、鈴木あみ(亜美)と未来玲可が小室プロデュースでデビューしましたが、やはりブーム全盛期のような勢いはありませんでした」(同)

 そんなtohkoは舞台女優に転じた時期もあったものの、現在も歌手活動を続けている。

 過去には汚部屋に住んでいるとして、『有吉ゼミ』(日テレ系)に出演したこともあった。初出演だったという『さんま御殿』では、たけし軍団の松尾伴内と親しいという情報でMCの明石家さんまを驚かせ、自身のYouTubeチャンネルで松尾の楽曲をカバーするも再生回数は1,000回程度で、「いまいち伸び悩んでいて、再生回数が」と苦笑いだった。

 楽曲も配信されている今、懐かしの小室ファミリーとして露出をふやし、再ブームを狙えるだろうか?