再現性高し! エースコック「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」

 ひとつめは、「(エスニック風味)激辛味」を再現した、「タラタラしてんじゃね~よ味焼そば」236円(税別)。3商品のうち、まずはこれを手に取る人が最も多そうな、あのおなじみのギタリストキャラが描かれた商品です。

 豆板醤の味をベースに、魚介を加えたソース。やや強めの塩気やピリ辛によって本物の「タラタラしてんじゃね~よ」の再現性が高いです。塩気は強めですが、この塩気の強さが駄菓子の再現性の高さにつながっています。

 具として入っているのは、「タラタラしてんじゃね~よ」風のタラシートをカットしたものと唐辛子。これまでのお菓子の味を再現したカップ麺では、実物のお菓子を頑なに入れない傾向が強かったですが、今回は一見、本物の「タラタラしてんじゃね~よ」が入っているように見えます。

 実際の両者を比べてみると一目瞭然、まったく異なっているとこがわかります。さすが本家「タラタラしてんじゃね~よ」は厚みがあり、単体でも濃い味がつけられていますが、カップ麺の具はソースと合わせることが前提のためか、味付けは薄味のシンプルな塩味です。

 カップ麺に本物の「タラタラしてんじゃね~よ」を投入してみました。ソースの塩気が強いなのに、さらに塩気の強い駄菓子を入れてしまうと、塩気の大渋滞が勃発。別にメーカーがオススメしている食べ方でもなく勝手にやっただけなので、おとなしくそれぞれ別個に食べるほうが無難ではないでしょうか。