ももクロのように、ライブがメインの活動となっているアイドルにとって、水着グラビアで消費されることは不本意でしかない。つまり、グラビアで“消費”されなかったからこそ、長くファンに支持され続けているという側面もあるんですよね。そもそも老若男女に愛されるグループを目指していたのがももクロですし、男性向けの水着グラビアにばかりに注力するのはちょっと違う。グループの方向性として、グラビアをやっていないのは、大正解なんです」(同)

 しかし、高城本人はこれまで、水着などを含んだ写真集に興味を持っていたという。スターダストとしては水着を避けてきたが、高城にとって水着グラビアは、念願だったのだ。

「高城さんは昨年中日ドラゴンズの宇佐見真吾選手と結婚していますし、恋愛禁止に代表されるような旧態依然としたアイドル像を打ち破っている存在です。そういったなかで、高城さんが水着を避けてきたスタダのアイドル像を壊していくのもまた、自然なことと言える。“大人のプロデュース通りに動くだけがアイドル”という考え方も、もはや過去のものですし、定石を崩していくのは、まさにももクロらしいことでしょう」(芸能事務所関係者)

 過去にとらわれることなく、さまざまなチャレンジを繰り返していくももクロ。まだまだその活躍は続きそうだ。