どうしてスターダストの女性アイドルたちは、水着のグラビアを避けてきたのだろうか?
「いくつか理由があるとは思いますが、ももクロがブレイクした当時は、ちょうどAKB48のメンバーたちが雑誌のグラビアを席巻していた頃であり、そことの差別化という思惑もあったでしょうね。
そもそも、スタダの楽曲のテイストもコミカルで“元気系”なものも多いし、男性ファンを意識した売り方のAKB48グループや坂道シリーズとも一線を画している。その時代の王道アイドルに対するオルタナティブという方向性を持つのがスタダのアイドルなので、水着グラビアを避けるというのも自然な選択だったと思います」(同)
ももクロは今年で結成15周年を迎えた。水着グラビアを避けてきたからこそ、これだけ長く人気を継続できているとの見方もある。
「水着グラビアの世界は、何かと消耗戦になりがちです。ファンもフレッシュなアイドルを求めるし、衣装やポーズもどんどん過激なものにエスカレートしてしまう。そういったなかで、アイドル本人に対する負担も大きくなっていくわけです。
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