日本フィナンシャル・プランナーズ協会は、20~50代の働く女性を対象に、昨年に続いて2回目となる、「働く女性とくらしとお金に関する調査2018」を実施しました。1200名の働く女性たちへのアンケート結果から、今回は、彼女たちが専業主夫についてどのように思っているのかを探っていきます。
(参照:日本 FP 協会 調べ「働く女性のくらしとお金に関する調査2018」)
あなたは専業主夫を認めますか?
専業主夫は映画やCMの中では珍しくなくなってきました。
例えば、2015年公開の映画『マイ・インターン』では、アン・ハサウェイ演じる主人公、NYファッションサイトの社長の夫は専業主夫。
社長として超多忙な主人公の仕事と生活を支えているのは、間違いなく、夫が専業主夫として、家事やまだ小さい娘の世話をしてくれているからなのですが……そんな主人公の人生の危機の一つに、専業主夫である夫の、ある行動が関係してきます……
また、2013年から放映開始された洗剤のCMでは、俳優の西島秀俊さんが、家事や子育てなど、普通の主夫の日常生活を送る様子が描かれていました。
そんな映画やCMを見ながら、「夫が専業主夫だったらどんな生活になるのかな?」と想像してしまいます。日本の働く女性たちは、専業主夫をどのように捉えているのでしょうか?
▽専業主夫を「アリ」と回答した女性
アリ…32.2%
ナシ…67.8%
2017年の調査結果で「アリ」と回答した人は24.5%だったので、1年で7.7%増えています。一方で未だ、否定派がの割合が67.8%と、肯定派の2倍以上いるという事実もあります。
あなたは一家の大黒柱になれますか?
3割強の女性は、夫が専業主夫になることに肯定的でしたが、次に、その理由を聞いていきます。
夫が専業主夫になるということは、裏を返せば、妻が全面的に家計を支えるということになります。「一家の大黒柱」になる覚悟のある女性が、それほどまでに多いのか、気になるところです。