米日を含め、19カ国・地域で1位になったオバマ前大統領

ビル・ゲイツ氏とアンジェリーナ・ジョリー氏は、2015、2016、2018年と3回連続で首位を維持。オバマ前大統領も3回連続で2位と、退任による人気の衰えを感じさせない。ロシアを除くすべての調査対象国・地域で、圧倒的な支持率を誇示した。

トランプ大統領は前回から1つ順位を上げたものの、17位という結果だ。同じ一国を治める人物でもプーチン大統領の人気は安定しており、過激な言動で知られるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領も、初の20入りを果たした。

オバマ前大統領が自国や日本を含む19カ国・地域で1位だったのに対し、トランプ大統領は自国での2位が最高順位となった。総合で1位となったゲイツ氏でさえ、1位を獲得したのは6カ国・地域だったと考えると、その人気ぶりに驚かされる。

中国および香港からは、ジャッキー・チェン氏と習近平総書記の順位が入れ替わったほか、中国eコマース市場の巨匠ジャック・マー氏が大きく順位を上げた。

スポーツ界ではクリスティアーノ・ロナウド氏やマイケル・ジョーダン氏の人気が上昇しているのに対し、デヴィッド・ベッカム氏は後退。

パキスタンからは、クリケット選手から政治家に転身したという変わり種、イムラーン・カーン氏がランクインした。

アジア女優7人が初登場、オバマ前大統領夫人が2位に

女性陣はトップ11以下が総入れ替わり。ミシェル・オバマ前大統領夫人が3つ順位を上げたにも関わらず、メラニア・トランプ現大統領夫人がトップ20にすら入っていないという皮肉な結果だ。英国を象徴するエリザベス女王2世が、2位の座をオバマ前大統領夫人に明けわたした事実も興味深い。

米国で絶大な支持率を誇るテレビ司会者兼実業家のオプラ・ウィンフリー氏は、トップ3の座をヒラリー・クリントン氏から奪略した。

女性陣のランキングで最初に目につくのは、トップ11以下にアジア勢が7人もランクインしている点だろうか。これらの女性は、アイシュワリヤー・ラーイ氏やプリヤンカー・チョープラー氏、范冰冰氏など、国外にも活躍の幅を広げている女優ばかり。今後の活躍が楽しみだ。

文・アレン・琴子(英国在住フリーランスライター)/ZUU online

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