YouTubeでバズっている動画と言えば最近は「Breaking Down」ではないだろうか。5月で8回目となるが、毎回オーディションがハラハラさせられる。今回はまた一風変わって高校生だけのオーディションの時間があった。そこでひときわ目立っていたのが通称ひかぴー。高校1年生で負けを知らない男とキャッチフレーズがつき、自己紹介では「福岡から金ないのでヒッチハイクで来ました」と常にイライラしている様子。
このオーディションは今までの「Breaking Down」とは違った見応えがあった。それは、温度差だと思う。今回高校生の部で一番目立ったのは先ほど紹介した「ひかぴー」だが、怒り倒しているのに反して体はガリガリで身長も高いわけでもなく、決して強そうとは思えないのも魅力の一つだった。なので、どれだけ揉めようと会場からは笑いが起こってしまう。どれだけ怒っても怖くないというのは、今までの「Breaking Down」ではなかったかもしれない。
そして、会場で同じオーディションメンバーと揉める時に発した「殺すぞ」。これが緊張感と反比例して大爆笑になった。そして揉めるたびに、会場では笑いが起きる。本人はその笑い声に苛立ち「何笑ってんだよ」と言うと、また会場は笑いの渦になる。ひかぴーにシャドーをしてもらう事になり、すると想像通りの気合いだけで参加したとも取れる光景が起こり、裏切らないキャラクターという事で笑いが起きていた。
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