なお、4人はどんな映像が出てくるのか事前に知らされない。初見の映像に乗せてウソのエピソードを語らなければならない設定である。偽番組の司会を務める千原ジュニア(千原兄弟)は、番組の設定の前に戸惑う4人を前に次のように言った。
「まあ言えば、おしゃべり大喜利です」
『水曜日のダウンタウン』にはこういった、無理な状況に追い込まれた芸人たちは口八丁手八丁で相手を言いくるめられるか、みたいな設定の説が多くある。たとえば「『いい意味で』をつければどんな悪口でも怒られない説」。このときはみなみかわがパンツェッタ・ジローラモに「いい意味でイタリアの恥さらし」と言わざるをえない設定に置かれていた。もちろん今回のZ世代の面々はジローラモのように「殴ろうか」なんてことは言わないので、ヒリヒリ感の度合いは違うのだけれど。
さて、今回ターゲットとなるZ世代代表として登場したのは、山之内すず(平成13年生まれ)、松本勇輝(同15年生まれ)、木村伊吹(同15年生まれ)、ゆいちゃみ(同17年生まれ)だ。こちらは偽番組であるということすら知らされておらず、普通の昭和VTRを見る番組だと思って出演している。
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