ただ、出演者には“低視聴率俳優”という汚名が着せられてしまう可能性もある。4月期の『風間公親-教場0-』は、木村拓哉をもってしても平均視聴率が2ケタを割る結果に終わったが、『真夏のシンデレラ』はどうなるか。
「これまでの月9のワースト記録は、18年に放送された芳根京子主演の『海月姫』で、平均視聴率は6.1%。それに次ぐのが17年放送の西内まりあ主演の『突然ですが、明日結婚します』で6.7%でした。が……『真夏のシンデレラ』はワースト記録を更新してしまうおそれがあります。
というのも、『海月姫』や『突然ですが~』が放送された5~6年前と比べても、テレビ番組全体の視聴率は2~3ポイント下がっており、今やドラマは10%取れば“合格”と言われる時代。もはや平均視聴率6%台は“普通の数字”です。今回のドラマは明らかに若者向けなので、リアルタイム視聴率はよりいっそう下がることが予想され、世帯視聴率で判断されるとキビしい。具体的には、初回が8%を切るようならワースト記録に黄信号でしょう」(同)
秋の月9にうまくバトンを渡すことはできるか?